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2016年12月 4日 (日)

土崎神明社祭の曳山行事について(その2)

 2016年11月28日から12月2日までの日程で、エチオピアのアディスアベバで開催されたユネスコ無形文化遺産保護条約第11回政府間委員会において、「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表(代表一覧表)」への記載についての審議が行われました。
 その結果、12月1日(現地時間11月30日)、日本から提案の土崎神明社祭の曳山行事を含む国指定重要無形民俗文化財33件からなる「山・鉾・屋台行事(やま・ほこ・やたいぎょうじ)」について、「記載」の決議されました。

山・鉾・屋台行事(やま・ほこ・やたいぎょうじ)の概要はこちら  (「文化庁報道発表資料.pdf」をダウンロード  ) 

<解説>
(1)無形文化遺産保護条約
 伝統的舞踊,音楽,演劇,工芸技術,祭礼等の無形文化遺産を消失の危機から保護し,次世代へ伝えていくことを目的とし,2003年の第32回ユネスコ総会において採択,我が国は2004年6月に条約を締約。締約国は,2016年11月現在171か国。

(2)人類の無形文化遺産の代表的な一覧表
 無形文化遺産の認知や重要性についての意識の向上,文化の多様性を尊重する対話の奨励を目的として,「無形文化遺産保護条約」により作成,更新及び公表がすることが定められた一覧表。

(3)ユネスコ無形文化遺産保護条約政府間委員会
 ユネスコ無形文化遺産保護条約の締約国から選出された24カ国で構成され,年1回開催。評価機関の勧告を踏まえ,代表一覧表への記載について最終決定する。

(4)「山・鉾・屋台行事」の概要
 国指定重要無形民俗文化財に登録されている33件の山・鉾・屋台行事をグループ化し,平成21年に「代表一覧表」に記載された「京都祇園祭の山鉾行事」及び「日立風流物」の拡張提案として平成27年3月に提案したもの。

(5)人類の無形文化遺産の代表的な一覧表記載のための基準
ア 口承による伝統及び表現,芸能,社会的慣習,儀式及び祭礼行事等の「無形文化遺産」であること。
イ 申請案件の記載が,無形文化遺産の認知,重要性に対する認識を確保し,対話を誘発し,よって世界的に文化の多様性を反映しかつ人類の創造性を証明することに貢献するものであること。
ウ 申請案件を保護し促進することができる保護措置が図られていること。
エ 申請案件が,関係する社会,集団及び場合により個人の可能な限り幅広い参加及び彼らの自由な,事前の説明を受けた上での同意を伴って提案されたものであることなど。

※外務省、文化庁ホームページから引用

2013年8月 1日 (木)

Tsuchizaki Shinmeisha Shrine Annual Celebration And The Float Festival

Tsuchizaki Shinmeisha Shrine Annual Celebration And The Float Festival
土崎神明社祭の曳山行事(つちざきしんめいしゃさいのひきやまぎょうじ)

'Hikiyama gyoji' is a festival that continuously celebrated since 18th century in Akita city Tsuchizaki area , Akita Prefecture.
It is listed Japanese Important Intangible Folk Cultural Properties,celebrate for 2days from 20 to 21 July every year,is also called as 'Minato matsuri' in local Tsuchizaki.
Souan Tsumura introduce Hikiyama gyoji of 1789 in his travel note 'Yukino furumiti'. describe as ' almost 40 floats was pulled with rhythm of gongs, tutumi ,pipe and shiyamisen,it was so lively.'once height of float was competed in blocks,in Meiji there was also over 21m in height.but it was limited by height of electronic wire,and becomes as it recent is

秋田県秋田市土崎港地区で18世紀から続いている祭典行事。国の重要無形民俗文化財に指定され、毎年7月20日と21日の2日間に渡って行われる。曳山行事の呼称は、地元・土崎では「みなと祭り」。
津村淙庵の機構文「雪のふる道」では、1789年の曳山行事を紹介したもので「鉦や鼓、笛、三味線の調子にあわせ、四十もの山車が曳かれていて非常ににぎやかであった」と記載。曳山の高さを町内で競い合い、明治に入り、約21メートルを超えるものが作られた。しかし、1900年に電線で制限され、現在の姿になった。

Characteristic
Float has been considered as 'the home of gods'. People contain 'floating ghosts and evil spirits who bring us harm' into a float. After the end of the festival, they immediately break the float down so that the ghosts and evil spirits might leave the city. To entertain viewers, they use various ingenuities like gorgeous decoration of the float, overwhelming powerful dolls put on the float, making them bigger so that they can show songs and dances.

特徴
 曳山は『神様が宿る所』とされ、伝統的な音楽とともに、町中にただよう『災いをもたらす怨霊や悪霊』を曳山に封じ込め、祭が終わるとすぐに曳山を解体することにより怨霊や悪霊を町から追い払う。曳山行事には、見る人を楽しませるため、曳山を華やかに飾り、見る人を圧倒するような迫力のある人形を乗せ、大きく高くし、歌や踊りを披露する沢山の工夫がある.。

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Minato-bayashi
The music played during the hikiyama festival is called 'Minato bayashi'. It's similar to 'tenjin-bayashi' of the Hitachi-Oota city, ancient castle town of Seigneur Satake, in Ibaragui prefecture. Being tied to it, the current "Minato Bayashi" was born.
"Minato Bayashi" has five tunes, which are preserved and handed down by Tsuchizaki Minato Bayashi Preservation Society.

港ばやし
 曳山行事の音楽は、「港ばやし」と呼ばれ、佐竹氏の城下町であった、茨城県常陸太田市の「天神ばやし」に似ており、それと結びついて現在の港ばやしが生まれた。
 港ばやしには五つ曲があり、土崎港ばやし保存会よって保存・伝承されている。

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Ondoage
Hikiyama begins to move by "Ondoage" by the vocal chase of Ondoage and Hikiko.
The voice of Ondotori is called a higher voice, and the voice of Hikiko a lower voice. The role of Ondotori is not only the progress of Hikiyama, but also the safe travel of it. Heis required not only to sing well, but also to have the ability as a craftsman to move Hikiyama safely.

音頭上げ
 曳山は、音頭取りと曳子の声の掛け合いによる『音頭上げ』によって動き出す。音頭取りの声を上声、曳子の声を下声と呼ぶ。音頭取りの役割は、曳山の進行だけでなく、安全に運行するという重要な役割がある。歌が上手なだけではなく、曳山を安全に動かす職人としての能力が必要とされる。

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Furibou(swiple)
Hikiyama which has no steering wheel and no brakes can go ahead smoothly through the expertise of Furibou. They take over Hikiyama with one set of four people and let Hikiyama travel safely by cooperation with Ondotori.

振り棒
 ハンドルもブレーキもない曳山を振り棒の熟練の技で安全かつ円骨に進むことができる。四人一組で曳山を任され、音頭取りとの連携で曳山を安全に運行させる。

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Dance
The dance which is shown with Hikiyama is important for the festival. The dance is divided into a dance shown as an entertainment and a ring dance in which children and many people dance together. The dances shown as an entertainmen thas "Akita Ondo".

踊り
 曳山とともに、披露される踊りは祭にとって大切である。踊りは、演芸として披露される踊りと、子供たちや多くの人たちが一緒に踊る輪踊りにわかれる。演芸として披露される踊りは「秋田音頭」がある。

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引用:24時間対応のクラウド翻訳サービスConyac から

2013年4月13日 (土)

秋田街道絵巻

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○資料名
 秋田街道絵巻(寛政年間)

○作者
 萩津勝孝

○所蔵
 秋田市千秋美術館

○説明
 全3巻のうち土崎湊の部分は、コメ、木材などの集積地として港町の繁栄ぶりを描き、出入りする大小の船、立ち並ぶ蔵・商家・寺社に加え、船頭、人夫、船大工、商人、武士、旅人、婦人、農民など、一人一人の姿が描かれている。

2013年4月 1日 (月)

土崎湊町絵図

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○資料名
 土崎湊町絵図(文化年間)

○形状(丁数)
 軸装、縦130㎝×横240㎝、彩色有

○所蔵
 秋田県公文書館

○説明
 この絵図には、穀保町から相染新田村までの直線的な町並みが描かれています。新城町から北に連なる羽州街道を本町通りといい、通りの両側に南から順に穀保町・新城町・上酒田町・下酒田町・永寛町・加賀町・小鴨町・萱付町・菻町・新町とあり、この十か町で湊町の惣町を形成していました。また、町々では、南を上、北を下と呼んでいました。
 そして、各町は街道に直交する東西方向の小路で区切られ、小路にはそれぞれ名前がつけられていましたが、海神寺小路。加藤小路・清水小路・古尊寺小路・杉山小路・蒼竜寺小路・唐津小路・満船寺小路・根布屋小路・興安寺小路・青山小路・正善院小路・神明小路・稲荷小路・松前小路などを確認できます。
 次に寺社や役所等の諸施設ですが、穀保町北部の街道西側に、佐竹分家の壱岐守家(鳥越様)の蔵屋敷である「壱岐守様御米蔵」と秋田藩の藩営蔵屋敷である「御米蔵」、米穀等の流通の賄視を行った「沖口御番処」が並んでいます。また、湊に出入りする荷物への課税を担当した「沖口出入役所」を、絵図中央部にみることができます。
 満船寺小路を東へ進むと「藩主御体処」があり、寺院では、「虚空蔵社」「善導寺」「浄円寺」「正光寺」「蒼竜土庄「稲荷堂」「満船寺」「本住寺」「西船寺」「正善院」が並んでいます。
 萱村町が肴町と改称したのは、文政五年(1822)のこととされており、作成年代は文化年間と考えられます。(引用:平成16年秋田県立図書館企画展「久保田城下町の建設と変遷」解説資料から)

ぐるっと文化財マップ

 秋田市教育委員会文化振興室振興担当のホームページにて、『あきたのまち再発見「ぐるっと文化財マップ」~見て楽しい、歩いて楽しい~【土崎地区編】』が紹介されています。
 秋田市土崎地区のマップ(平成23年度作成)下段には、土崎神明社祭の曳山行事の様子もイラストで紹介しています。
 「ぐるっと文化財マップ」は、文化財や文化施設の情報、まちの文化・歴史情報、食事処・カフェ・買い物ができる場所などの情報を盛り込んだ、「見て楽しい、歩いて楽しい」イラストマップです。

マップ掲載アドレス(秋田市教育委員会HP)
http://www.city.akita.akita.jp/city/ed/cl/illust-map/H23/

【表面イメージ】

Omote

【裏面イメージ】

Uramen

2008年3月23日 (日)

土崎神明社祭の曳山行事について(その1)

曳山行事は、平成9年に国の重要無形民俗文化財に指定されています。

○名称
 土崎神明社祭の曳山行事(つちさきしんめいしゃさいのひきやまぎょうじ)

○種別
 風俗慣習・祭礼(信仰)

○公開日
 毎年7月20・21日

○指定年月日
 1997.12.15(平成9.12.15)

○指定基準
 由来、内容等において我が国民の基盤的な生活文化の特色を示すもので典型的なもの

○所在都道府県
 秋田県

○保護団体名
 土崎神明社奉賛会

○解説
 土崎神明社は、土崎港中央3丁目の湊城本丸跡に祀られ、土崎港各町の総鎮守として崇敬されている。
 土崎湊は、室町時代末期の『廻船式目』に北国七湊の1つに数えられたが、慶長7年(1602)、佐竹義宣の入封によって一時荒廃するに至った。しかし、まもなく久保田城の門戸をなす湊として甦り、湊八丁と呼ばれる町並みを形成した。
湊八丁は、上酒田町・下酒田町・新城町・永覚町・加賀町・小鴨町・萱村町(肴町)・菻【がつき】町で、17世紀後半に穀保町と新町が加わり10町となった。土崎神明社の氏子町内は、行政区画では33町内、旧町内単位では47町内となっており、各町内の神社は60社を数える。
 土崎神明社の祭りは、「大祭り」と呼ばれ、明治以前は旧暦6月20・21日、その後、月遅れの7月20・21日となって、現在は新暦7月20・21日となっている。祭礼には旧町内を単位に曳山が奉納され、その数は年によって違う。祭りは、昭和45年までは統前町【とうまえちよう】と呼ばれる当番町内を中心に行われた。その後は全町内を9つの組に分けて回り番制とし、組単位で当番を引き受け、当番町は大祭典年番町と呼ばれるようになったが、一般には町名の前に統前を冠して呼ばれている。
 大祭は、7月1日の巡回清祓いから始まる。神明社の禰宜と太鼓持ちの神職、付人が、年番町総代・榊持ち・供奉員・巫女・曳山総括委員長宅などを訪れてお祓いを行うもので、各家では床の間に祭壇を設け、天照皇大神の掛け軸を飾り、御神酒・米一升・塩・灯明・初穂料などを用意して待つ。この時21日の神輿の巡行の際に門前に供える「赤砂」の実子縄【みごなわ】と御幣をいただく。清祓いはこの日から19日にかけて行われ、神職が2名ずつ2組に分かれて巡回する。この清祓いの最後は、穀保町お旅所世話係の小野家と決まっている。清祓いを受ける家は250軒ともいわれ、これを受けないと大祭に参加できない。
 14日は大会所設営の日で年番町に「大会所」が設置される。大会所の前に竹矢来一対を組み「年番町」「大会所」の提灯を掲げ、「土崎神明社大祭典事務所」の看板をかける。
  15日の午前2時、丑の刻に年番町役員らが衣服を正し、長さ4.8㍍、幅70㎝の白幟一対を竹矢来の中に立てる。大会所の中には天照皇大神の掛け軸を掲げ、2本の大幣束と6本の小幣束の計8本と、各種の供え物を飾る。19日までの毎日、神職は大会所に出向いて祈祷をし、祭礼期間中の無事故と好天を祈り、年番町の役員は毎朝神明社に参拝する。
 16日は、各町会所の会所開きである。各町内の会所は大会所と同じく天照皇大神の掛け軸を掲げ、大幣束1本と小幣束2本のあわせて3本の幣束と供え物を飾る。各町内の曳山もこの日から組み立てられる。
 19日は、神輿巡行の際の休息所となる穀保町と相染町のお旅所の清祓いをする。
 20日は、宵宮で、各町内は町内を中心に曳山を曳き回し、神明社に参拝してお祓いを受ける。夜は神社で年番町総代や榊持ちが参加して宵宮祭りが執行される。
 21日は、本祭りで奉幣神事・例祭神事が行われる。例祭神事では湯立てが行われ、かつてはこの湯の沸き方や箒の色の変わり方で作占いをしたという。神事後、神幸祭が行われ神輿が町内を巡行し穀保町のお旅所に向かい、各町内の曳山がお旅所前の路上に決められた順番に並んで迎える。この日、曳山が巡行するのは穀保町のお旅所から相染町のお旅所へ向かう神輿に供奉する送り曳山と、相染町のお旅所から神社に向かって神輿が還御に出発した後に自町内に戻るための戻り曳山である。
 曳山は毎年造り替えられ、台車の上に櫓を組み紺木綿の布で岩山を象り松や杉の生木を立て、その前面に武者人形と周囲にヤマツゲを配する。毎年ではないが、曳山のほかに神明社の境内や年番町内などに置山も作られる。
 曳山の櫓は、台車の前3分の2には岩と人形を飾り、場面を解説する外題を掲げる。後ろ3分の1には囃子方の乗る櫓を組み、櫓の上には世相を風刺した見返しの人形と文句を飾り、櫓の開口部の上部と左右には飾り灯籠をつけて、祭りの心意気や自町内を自慢する文句を書く。曳山は各山事に文句や節の異なる「音頭揚げ」によって動き出す。曳山はかつては女人禁制であったが、現在では女性の参加も多数みられるようになった。
 曳山は巡行中随所で停まって、囃子の演奏により曳き手の若者や女性・子どもたちが路上で手踊りを披露する。
 この行事は、大規模な祭礼であるとともに、多彩な儀礼を伴い、風流の要素を色濃く残したものとして重要である。(※解説は指定当時のものをもとにしています)

<引用:文化庁文化財データベース>

土崎神明社祭の曳山行事解説リーフレット

 土崎神明社祭の曳山行事については、秋田市教育委員会様において解説リーフレットが作成されています。
Hikiyama_gyouji

「hikiyama_gyouji.pdf」をダウンロード

土崎湊旧町名地図について

 曳山行事に参加している土崎港地区の旧町名については、港商友会様において解説リーフレットが作成されています。
Minato_syouyuukai

「minato_syouyuukai.pdf」をダウンロード

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    秋田の神社、土崎神明社・土崎神明社奉賛会・土崎港曳山まつりの公式ホームページ
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